Super Transporter Canopy/スーパートランスポーター・キャノピー
型番 | サイズ | 重量 |
---|---|---|
ST-MO-01 | W400_D70_H400 | 2,450g |
【筐体構造:アルミ×ジュラルミン】
エアロコンセプトの製品は、軽量化孔が並んだ「フレーム」構造体には、軽量ながらも強度、粘りを持つ「アルミニウム合金」A5052(マグネシウム添加)を使用し、本体「パネル」には、非常に硬くて頑強、高い耐破断性を持つ超軽量「アルミニウム合金:超ジュラルミン」A2017(銅添加)を使用し、かつ航空機体ダブルリブ構造を独自応用し、軽量と堅牢を追求した、他には真似のできない唯一無二の絶妙な美的バランスを織り成している。
■フレーム構造体
アルミニウム合金 A5052P-H34 0.6mm
■サイドパネル
ジュラルミン A2017P-T3 0.6mm
■ハンドル握手
イタリア製タンニンなめしヌメ革(牛革)
■組み換えハンドル
スーパートランスポーター専用コンポジションハンドルはレザーカラーを付け替えて楽しむことが可能です。
■本体組み立て
航空機体リブ構造応用
■内装
Alcantara® イタリア製アルカンターラ
■セーフティロック
2個付き
■金沢店限定特注プレミアム商品
世界3品限定品
【イタリア製天然タンニン鞣し牛ヌメ革】
ヌメ革とは植物の渋に含まれる成分のタンニンで鞣(なめ)した皮革です。
イタリアフィレンツェ地方の伝統手法による、長時間じっくり時間をかけて染色してある鞣(なめ)しヌメ革は、その加工法上、繊維密度が高く非常に丈夫ですが、特徴的に表面加工がされていないがゆえに、爪が当たったり、ちょっと擦るだけで簡単に傷がつきますが布で擦れば簡単に復元します。が、その傷、シミさえ本革の味わいに見えてしまうほどに不思議な革です。また、陽を浴びたり、オイルケアや素手の脂の染み込みによって、さらに深みのある風合いに変化していきます。年季が入るほどに色艶も滲み出て本革の“経年変化”を生涯楽しめます。
【ヌメ革のお取り扱いとご注意点】
ヌメ革は、革本来の素材感、風合いを生かすために、表面に特別な加工(色止め、防傷)を施していません。
①ゆえに、新品であっても製造〜保管〜納品の工程途中に多少の浅い擦り痕がつく場合がありますが、ご愛用中に自然と馴染んで目立たなくなっていきますのでご安心いただけます。
②“水濡れに注意” 水に濡れるとその部分がシミや水ぶくれになってしまいますので、特に注意が必要です。染料染め仕上げのため、摩擦や水濡れ、長時間の接触などによって色落ち・色移りする場合があります。着衣に触れる際はご注意ください。
「イタリアには数え切れないほどのタンナー(『皮から革を作る』専門の皮革製造業社)があります。エアロコンセプトの製品に使用する「天然タンニン鞣し牛ヌメ革」は、イタリアの超一流老舗タンナー「バダラッシィ・カルロ社製」の皮革Minerva Liscio(ミネルバ・リスシオ)とヴァルピエ社の最高品質皮革Buttero(ブッテーロ)を使っています。10世紀以上の歴史を持つイタリア伝統的手法「バケッタ製法」と呼ばれる「天然タンニンなめしと天然植物性染料染め」で丹念に長い時間をかけて仕上げた高級素材の革です。ミネルヴァは雌牛、ブッテーロは雄牛の、どちらもフランス産の原皮を使っています。
ちなみに、エアロコンセプトの「ヌメ革」全13色のうち次の4色をブッテーロにしているのは私の好みです。(Nude/Turquoise/Blue/ButteroGreen)
これら天然タンニンでなめした革をイタリアでは「べジタブルレザー」と呼んでいますが、日本での総称は「ヌメ革」です。「べジタブルレザー」を使う目的は、革のエイジング(経年変化の味わい)が素晴らしく、使う人ごとに異なる表情をぜひ楽しんでいただきたい、という思いです。
しかし、皮革製品の歴史の浅い日本では認知度はまだまだ低く、革本来の味わいが好きな方、またはヨーロッパに長く住んだ経験のある方に理解されるようです。」
職人・菅野敬一談
世界限定3品というの特別な鞄が入荷しました。
超精密板金職人、菅野敬一氏がエアロコンセプト金沢店オープンのために作った貴重な代物です。上に開くというトートバッグの開口部のような発想で今までのエアロコンセプトにない特別なスタイル。表面はポリッシュ加工されており、セーフティロックが2つというとても贅沢な作品です。ハンドル部分はイタリア製の最高級レザーを使い、ヨーロッパで直接買付けてきた某有名馬具のブランドと同じ特別な麻の糸を使用。その糸を菅野オリジナルの蜜蝋につけることで糸も味が出るようになっています。皮とアルミに141ヶ所の穴を開け、242回 縫い合わせるという究極のフルハンドメイド作品に仕上がっており、見る人すべての視覚を刺激します。
今までの固定概念を打ち破った菅野敬一、渾身の逸品に仕上がりました。